映画『365日のシンプルライフ』から考える。自分にとって本当に必要なものとは?

はじめに
みなさん、こんにちは!じゆです。
ついに、1都3県へ緊急事態宣言が再発令されましたね。
時短営業やテレワーク7割などで、Stay Homeの時間がまた増えたという方は多いのではないでしょうか。
withコロナで変化した生活
2020年5月、451人を対象に自粛時に増えた行動、減った行動についてアンケートをした結果、増えた行動について64.3%の方が部屋の片付けと回答しました。
理由としては、家にいる時間が増え、まとまった時間で片付けができる、家にいることでおうち環境に意識がいくようです。
しかし片付けをしているけれど、なかなかモノが減らないという方も少なくないと思います。
そんな方におすすめしたいのが、2013年に公開されたフィンランド映画『365日のシンプルライフ』です。
今回は、映画『365日のシンプルライフ』をもとに、モノがある幸せや”モノが多い=幸せ”ではないということについてお話していきます。
あらすじ
26歳のペトリは、彼女にフラれたことをきっかけに、モノで溢れかえった自分の部屋にうんざりします。そして、ここに幸せがないと感じ、自分の持ちものをすべてリセットする実験をしようと決意し、4つのルールを作ります。
① 自分の持ちものをすべて倉庫に預ける
② 1日に1個だけ倉庫から持って帰る
③ 1年間続ける
④ 1年間何も買わない
毎日、倉庫からモノを1個選ぶたびに、ペトリは自分自身と向き合うようになります。
「人生で大切なものは何か?」
究極の”シンプルライフ”から、自分らしく生きていくための答えが見えてきます。
モノがあるという幸せ
毎日、倉庫から持ちものを1個持ち帰ることで、ペトリは自分にとって必要なもの、そしてモノがあることの幸せに気づきます。
毎日1個ずつモノを取り出していくたびに幸福度がどんどん増していく
家具や電化製品、服などすべて倉庫に預けたペトリは、実験をはじめた頃は全裸での生活でした。
寒いなか着るものもない上に、倉庫から取り出せるのは1日1個。そのため、毎日必要なものを吟味し、持ち帰ります。
実験開始7日目、マットレスを持ち帰ったペトリは、翌朝幸せを感じ、こんなことをつぶやきます。
毎日目覚めたときにこんなに幸せだといいな
普段着ている服や、使っているモノ…すべて当たり前のように思いますが、その当たり前だと思っていることが実は幸せなことなのです。
人生はモノでできていない
劇中、ペトリの祖母がこんなことを言っています。
持っているものの多さで幸せは計れない。
人生はものでできていないのよ。
モノが多ければ多いほど幸せということではありません。
自分にとって本当に必要なものは何か?ということを明確にすることで、無駄なモノは選ばなくなります。
そして、大切なモノに囲まれるからこそ少ないモノでも満足することができるのです。
モノが少ない人は貯め上手!
近年、無駄なモノを持たないことが幸せに繋がるという考えが広まってきています。
そして、モノが多いことが関係しているのは、幸せだけではありません。
モノが少ない人は、”何を持っていて、何が足りないのか”を把握しやすいので、無駄使いをすることがありません。
また、持ちものを管理できているということは、当然お金の管理もきちんとできているはずです。
つまり、モノが少ない方は無駄使いをすることがなく、お金の管理もできているので貯め上手な方が多いのです。
おわりに
この映画を観たとき、普段当たり前のように使っているものがあることは実は幸せなこと、そしてたくさんのモノに囲まれているからといって幸せであるとは限らないのだと感じました。
私は、引っ越しの予定があり、現在不要なものと必要なものをわけていますが、使っていないのに捨てられないものやいまの生活では必要ないものが多くあることに気づきました。
豊かな時代だからこそ、モノがあることが当たり前だと思っている方が多いと思います。
主人公ペトリのように、自分にとって本当に必要なモノ、大切なものを考えることで、自分自身とも向き合うことができます。
おうち時間が増えたいまだからこそ、自分の持ちモノを見直してみてください。
映画『365日のシンプルライフ』はこちら
参考:Withコロナで生活に変化「お片付けの時間が増えた」割合は全体の64%以上、自粛時の増えた・減った行動調査結果|株式会社ビープライスのプレスリリース
プロ4人に聞いた!ムダな物が多いと幸せになれない理由が心に響きまくる!|サンキュ!
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