J-POPは集中力を下げる!?勉強に最適な音楽とは?

勉強

こんにちは!未だに「麒麟ロス」なコタローです!(笑)

(NHKオンデマンドで先週最終回を観たので、おおめに見てくださいw)

さて、皆さんは勉強するとき、音楽は流しているでしょうか?

流すとしたら、何を聞いていますか?

Jポップ?洋楽?クラシック?落語という通な方も?!

一方で、「音楽は集中するのに邪魔になる」と静かな環境を好む人もいるでしょう

私は、この原稿を書いてるときもですし、何か調べ物をするときには、音楽をよく流しています。最近のお供は、『麒麟がくる』のサウンドトラックです(笑)

そこで!今回は音楽は勉強や作業をするときに、どんな効果をもたらすかについて調べてきました!

目次
1.無音だと、集中力が下がる?!
2.BGMのメリット
3.BGMのデメリット
4.おススメのBGM
5.まとめ
6.参考文献

1.無音だと、集中力が下がる?!

そもそも、勉強をするのにBGMがあるべきか、あるいは無音であるべきかについてですが、それを考える上で、

イリノイ大学の研究者が行った実験とその結果を紹介します。

騒音レベルを下記の3段階に分けて、学生たちに作業をさせました。

①「騒音レベル低(50デシベル)・・・静かな事務所内程度」

②「騒音レベル中(70デシベル)・・・高速道路走行中の自動車内程度」

③「騒音レベル大(85デシベル)・・・救急車のサイレン程度」

結果は、②のときが一番クリエイティビティが高かったのです。(③までいくと思考の妨げとなりました)

特に、「抽象的なものごと」を考えるときに効果的です。例えば、プレゼンの内容を考える、報告書をまとめる、新しい案を考える、といった事柄です。

2.BGMのメリット

①リラックス効果

和歌山大学教育学部教育実践総合センター(2003)が発表した論文によると、BGMがあることで作業を「リラックスしてできた」と感じる被験者が有意に多い、という結果が出ました。

また、高揚的音楽よりも抑鬱的音楽(テンポはゆっくりで、リズムはあまりはっきりせず、メロディはゆるやかで落ち着いたもの)のほうが「リラックスしてできた」という感想が出ました。

漢字を繰り返し書いたり、難易度の低い計算問題を解くといった反復作業や単純作業のときには、BGMは作業の邪魔をすることはないのです。

②勉強を促すスイッチになる!

脳の中には、やる気を司る“線条体(せんじょうたい)”という器官があり、普段から音楽を聴きながら勉強している人は、音楽を流すことで線条体が活性化して『勉強するぞ!』とスイッチを入れることができるのです。

そのため、まずは音楽を聴きながら漢字や計算問題などの単純作業に取りかかり、やる気が高まってきたら、音楽を消して応用問題や暗記科目に進む…というように、段階を踏んでいくのがおススメです!

3.BGMのデメリット

①集中力が下がる

合掌顕、水野有友里が発表した論文(2010)によると、被験者に好みの音楽を聞いてもらいながら計算問題や記憶課題を行ったところ、

 正当数が少なく、誤答が増えた、という結果が出ました。

また、文章課題の誤答率を増加させたと報告している研究もあります(門間政亮・本多薫 (2009))

すなわち、文章問題や暗記が必要な課題をするときには、成果が落ちてしまいます。

自分にとって好みの曲や歌詞が理解しやすい曲だと、そちらに意識が向いてしまうため、作業の集中力が下がってしまうのです。

②音楽に依存するリスク

音楽はリラックスをもたらしたり、単純作業においては作業へのモチベーションを上げたりする効果があることを述べました。

ただし、やる気を入れるスイッチとして使う以上に、音楽がずっとかかっていないとやる気が出ない状態、すなわち音楽に依存してしまったら、普段自分が過ごしている場所とは別な環境で作業するときに、作業が滞ってしまうことになります。

例えば、試験を受けるときは当然無音なので、そのせいでソワソワして集中できなくなってしまったり…

こうした音楽依存症ともいうべき状態は、なんとしても回避しないといけませんね(苦笑)

4.おススメの音楽

「2.BGMのメリット」の項で、抑鬱的な音楽(テンポはゆっくりで、リズムはあまりはっきりせず、メロディはゆるやかで落ち着いたもの)が良いとお話しました。

例えば、クラシックがおススメです!

「東大王」で有名な鈴木光さんも、勉強の際にはクラシック音楽を流していて「勉強しながら流しても集中力がそがれない」と話しています

また、歌詞のない音楽(サウンドトラック)や洋楽もよいでしょう。

私自身の例で恐縮ですが、『麒麟がくる』のサウンドトラックでは、1曲目がメインテーマなので、聴く人を引き付ける曲調になっています。

その曲で気合を高めて、それ以降は作業に集中します。すると、徐々に集中力が高まり、勉強に身が入っていきます(実際、全く音楽が聞こえてこない時間帯があったと、後から気づきます)。

歌詞に没頭することなく聞き流しやすい音楽は、勉強の邪魔をすることはないのです。

5.まとめ

BGMは、どんなシチュエーションでもメリットを発揮するわけではありません。

自分が今している作業や音楽の種類の組み合わせによって、効果は変わります。

自分のやる気、気持ちを適切にコントロールするという前提を忘れず、

作業を始めるスイッチにしたり、作業中の環境を心地よいものにするために、音楽を良き相棒にしていきましょう♪♪

6.参考文献

堀田秀吾(2020)『最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方』 (サンクチュアリ出版)

菅千索 /岩本陽介(2003)「計算課題の遂行に及ぼすBGMの影響について」

合掌 顕/水野有友里(2010)「「好ましい」BGMが作業効率に与える影響」

阿部 麻美/新垣 紀子(2010)「BGM のテンポの違いが作業効率に与える影響」

吉田拓哉/中川敦子(2013)「背景音楽の歌詞が課題遂行に与える影響」

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