人間関係の構築は難しくない!話し方の3つのポイントをご紹介!

初対面の人と話すのは苦手ですか?
こんにちは!
ライターのshimodaです。
だいぶ暖かくなり、いつの間にか春の気候になりつつあります。
新しい年度を迎えようと、みなさんそれぞれ準備をしている方も多いのではないでしょうか。
年度が変われば心機一転、新しい職場で知らない人と話す機会も増えてきますよね。
そんな時、「初対面の知らない人と話をするのは何だか気が重い…」と思うことってありませんか?
また複数の企業が集まって行われる研修であったり、異業種交流会という名のパーティーなどでも「何だか落ち着かない」「いつも以上に疲れてしまう」と思う人もいるようです。
人間というのは、どうしても「知らない人、見慣れない人は敵だ」とみなし、自分を守ろうとする防御本能により、無意識に身構えてしまうことがあります。
でも、せっかく初対面の人と会ったからには、話が盛り上げたいですし、良好な関係を築けた方が良いに決まってます。
そこで今回は、人間関係を構築する上で大切な話し方の3つのポイントをご紹介します。
「自分から人に話しかけるのは苦手だ」
「人とすぐに打ち解けられるようになりたい」
「人脈を増やして人生を豊かにしたい」
このように思っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
良い人間関係を築くための話し方の3つのポイント
さて、改めて良い人間関係を築くためにはどうすればよいのでしょうか。
関係を深めていくためには、どうしても会話が必要になります。
自分から話を進めても大丈夫なんだろうかと思ってしまう方が中にはいるかもしれませんが、それで問題ありません。
むしろ相手から歓迎されるはずです。
話をする際に気をつけるべきことは、人それぞれあるかと思いますが、今回は特に重要なポイントを3つ挙げます。
3つのポイントは次の通りです。
①どんな場合でも相手を主役にする
②常に「自分から相手に提供する」という意識を持つ
③人と話している全ての時間が学びの機会と捉える
それでは、各ポイントについて見ていきましょう。
ポイント① どんな場合でも相手を主役にする
人というのは基本的に、「自分の話をしたい」「人に話を聞いてもらいたい」思っています。
そういう生き物なのです。
そのため、相手の話を聞いてあげることは、相手を気持ちよくしてあげるということになります。
最初から意気込んで「自分から話を進めよう」とするよりも、「まずは相手の話を丁寧にじっくりと聞いてあげよう」という気持ちが大切です。
興味を持って話を聞きながら、気になることについてどんどん質問を投げかけてあげます。
話していることに対して前のめりで聞いていれば、相手も嬉しい気持ちになりますよね。
自然と心を開いてくれるようになるはずです。
相手の話す内容について反応していくわけですから、余計な労力を使うこともありませんので、良い関係を築くという目的に対して、非常に効率的でもあります。
多くの人は、なかなか話しかけられず、話しかけられるのを待っています。
あなたが話しかけるということは、意外にも人助けになっており、相手にとってメリットに他ならないのです。
「今のお話、とても興味深く聞いていました」「先ほどのお話についてもう少し詳しく知りたいです」と返答することで、相手がより話してくれるようになります。
相手を主役にしながら話を進めるのは、相手が得をし、最終的に自分も得をするということになるのです。
ポイント② 常に「自分から相手に提供する」という意識を持つ
相手にとって興味や関心のない話をしても、反応は鈍いでしょう。
またいきなりお願い事をしようものなら、ただただ迷惑になる可能性が高いです。
ひとまず、相手から何かを得ようとしたり、何かやってもらおうという考えは捨てましょう。
そうではなく、「自分が相手に何をしてあげられるのだろうか」ということを考えることが大切です。
相手の役に立てることは何か、相手の今のニーズや願望はどんな内容か、興味・関心はどこに向いているのかということを見極めてください。
その上で、自分が提供できるものを探っていくのです。
人見知りや口下手な人は、どうしても「次はどんなことを話そうか」と自分が次に話すことを考えがちです。
これでは、相手の話もきちんと入ってこないため、上手く反応できないため、なかなか会話が続きません。
完全に自分が主役になっていますよね。
コミュニケーションが上手い人ほど、話すよりも聞くことに力を注いでおり、話題の中心となる核の部分をスムーズに見つけられます。
そうは言っても、自分はなかなか相手に提供できるものがないという方がいるかもしれません。
しかし、そんなことを考える必要はないのです。
シンプルに“相手が気持ちよく話せる環境”を提供すれば良いのです。
そのために、ポイント①で紹介した内容をうまく融合させながら、会話を進めていってください。
ポイント③ 人と話している全ての時間が学びの機会と捉える
「会う人、出会うもの、すべて我が師なり。」
これは、NHK大河ドラマや映画化もされた『宮本武蔵』の作者である吉川英治氏の言葉です。
どんな出会いでも自分にとってプラスになり得ます。
会話をしている時に、「相手の時間を奪って申し訳ない」と感じるのではなく、「学ばせてもらう良い機会」として捉えることが大切です。
誰に向き合っても、あらゆることに興味を持ち、質問を繰り返すことで、新たな知識を得ることができます。
仮に話ている相手が自分にとって不愉快に感じてしまう言動をしたとします。
実際嫌な気持ちになるのは間違いありませんが、「ああ、こういう話し方をすると人が嫌な思いをするんだな」と、話し相手を反面教師としてしまうのも一つの学びの形です。
時間というのは大変貴重なものですから、全てのことが自分にとって学びになるような考え方をしていくことが大切なのです。
まとめ:即実践!これであなたも人間関係の構築がスムーズに!
いかがでしたでしょうか。
今回は、人間関係を構築する上で知っておきたい話し方の3つのポイントをご紹介してきました。
私自身、口下手でなかなか自分から話すようなタイプではありませんでした。
そのため、話が上手い人は人間関係が容易に築けて羨ましいなと思っていた時もあります。
しかし、これまで説明してきた内容を意識するようになって、良い関係を築く上で話の上手い・下手は関係ないことを実感しています。
聞く側に徹し、常に相手のことを考えながら接することで、自然と距離が縮まるようになったからです。
人間関係の構築には、様々なメリットがあります。
例えば、仕事でお互いにコミュニケーションが取りやすくなり、何気ない声かけにより志木が高まりますし、ミスを減らすことにも繋がります。
また、何か困っている時に助けてくれるようになります。
信頼関係のある相手であれば、見返りを求めることなく助けようと思うのが自然な感覚ですよね。
このように、人間関係を築くことは、自分にとっても相手にとっても間違いなくプラスになります。
ですから、本記事を読んだあなたには、ぜひともすぐに実践してほしいと思っています。
これまで以上に人との関係が良好になりますし、初対面の人ともスムーズに接することができるようになります。
あなたが人間関係を築こうとする際に、少しでもお役に立てれば幸いです。
参考:
・結局、「才能より人脈」で人生が決まる納得理由
・人見知り&口ベタでも会話が弾む「3つの“テッパン”質問」とは?
・9割の人が知らない「会話のキャッチボールがうまい」ほど、実は言語能力が低い理由
・吉川英治の名言
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