会話ストレスをなくすコツを3つ紹介『「お話し上手さん」が考えていること』

はじめに
みなさん、こんにちは!じゆです。
相手と会話が続かない、自分の考えが思うように相手に伝わらないなどと悩んだことはありませんか?
今回は、書籍『「お話し上手さん」が考えていること』を紹介していきます。
この本はビジネス書でありながら物語となっており、誰しもが経験したことのあるようなシーンばかりなので、理解しやすく、すぐに実践につなげることができます。
会話ストレスをなくすコツ
本書では、会話によるストレスがなくなるコツを10個お伝えしていますが、今日から実践できるコツを3つ紹介します。
微妙に話題ズレてない?
会話をしていて、なんとなく噛み合っていないな、話が続かないなと思うことはありませんか?
このような場合、微妙に話題がズレていることがあります。
例えば、相手が高級時計をつけていて、その時計の機能について話しはじめたとします。それに対し、こちらは時計の値段を質問した場合、話が噛み合っているようで噛み合っていません。
高級時計についての話題ですが、相手は時計の機能について話をしているにも関わらず、こちらは時計の値段について話をしています。
つまり、会話の軸を機能性からお金に移してしまっているのです。
相手との対話を成り立たせるためには、会話の軸を意識することが最低条件となります。
暗黙の了解でコミュニケーションサボっていない?
お互い信頼していると、「言わなくてもわかるだろう」とコミュニケーションをとらなくなることがあります。
これは、長く一緒にいる夫婦や恋人同士など同じコミュニティに所属している人ほど多くなります。
「ご褒美にプリンを買ってきてほしい」と相手にお願いした場合、こちらはいつも食べているプリンを指しているにも関わらず、相手はご褒美だからといつも食べているプリンより高いプリンを買ってくるかもしれません。
これは、「ご褒美にプリンを食べる」というお互いのゴールに対して、そのゴールまでのたどり着き方は”暗黙の了解”でお互いに確認していないため、プリンの値段にズレが生じてしまうのです。
このようなことを防ぐためには、自分の考えや意思を伝えること、つまりコミュニケーションを怠らないことです。
相手の言葉を引きずってうまくいかないことない?
仕事のときに怒られたり注意されたりすると、別の仕事でもミスをしてまうということありませんか?
このようなとき、何をしてもうまくいかなくなってしまいます。それはなぜでしょうか?
不服や後悔を引きずっているわけではありません。「言葉の毒」に侵されているのです。
人の言葉は、相手の感情や思考をコントロールする能力があり、心無い言葉に込められた毒によって判断能力や普段の能力を乱してしまうのです。
言葉の毒は、解毒されるまでは行動を制限したり、思考を邪魔したりするため、解毒タイムを設けると良いでしょう。
「どこにでも売っている決まった銘柄の温かい飲み物を飲む」というように、自分なりの解毒ルーティンを決めておくことをおすすめします。
リセットスイッチを用意しておくことで、脅威を感じる言葉を受けたとしても、次のアクションに移っても自分本来のパフォーマンスを発揮することができるのです。
おわりに
先にもお伝えしましたが、物語になっているのでそれぞれのコツのイメージをしやすく実践にも繋げやすくなっています。
実際に、本書を読んだあと仕事中でも日常生活のなかでも会話の際は、話題の軸を考えたり、自分の考えや相手にしてほしいことをより具体的に伝えたりするようになりました。
おかげで以前より会話が続くようになったり、相手と認識のズレが減りました。
ビジネスだけでなく、日常生活での会話でも大いに役立つコツが10も紹介されているので、ぜひ読んでみてください。
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