肩こりは仕事の効率を下げる?!肩こりを解消するための4つの方法

20代から増える肩こり
みなさん、こんにちは!じゆです。
突然ですが、肩こりを感じることはありませんか?
2013年、Lionは10〜60代男女5600名を対象に『健康や美容について気になっていること』について聞いたところ、肩こりが気になるという方が20代から増えています。
テレワークで約6〜7割の方が肩こりを感じている
近年、新型コロナウイルスに伴いテレワークをしている方は多いですよね。
テレワークを開始して、約3割の方が身体の不調を感じています。
その不調には、肩こりや腰痛、精神的なストレスなどがありますが、女性で75%、男性で58%の方が肩こりを感じています。
(参考:【テレワークとなった働き世代1,000人へ緊急アンケート】新型コロナウイルスによる、働き方・暮らしの変化による「肩こり」「精神的ストレス」などの身体的不調を実感)
今回は、肩こりが及ぼす影響や解消法についてお話していきます。
肩こりで仕事の効率が落ちる?
佐藤製薬株式会社では、2012年に肩こり痛や腰痛を持つ20〜59歳の男女880名を対象に『肩こり痛・腰痛に対する一般消費者(有職者)の認識や現状』についてアンケート調査を実施しました。
その結果、肩こりまたは腰痛がひどい場合、仕事の効率が普段より平均34.7%低下すると感じているということが分かりました。
これは、日本のビジネスパーソンや平均年収、労働時間の統計から計算をしてみると、年間で143万円分のロスが発生しているといえます。
なぜ、肩こりが仕事の効率を下げると感じるのでしょうか?
それは、肩こりなどの慢性的な痛みは、頭痛やめまい、自律神経の乱れを引き起こすからです。
頭痛・めまい
肩こりが悪化してくると、肩まわりだけでなく頭全体的に痛みを感じることはありませんか?
これは肩こりによって引き起こされる緊張性頭痛の可能性が高いです。
肩こりがひどいと、首にある頸動脈部分が圧迫され血行が悪くなってしまいます。そうすると、脳に十分な血液を運ぶことができないため、脳の酸素不足につながり頭痛やめまいを引き起こしてしまうのです。
自律神経の乱れ
肩こりがひどいと、イライラしたり寝付きが悪くなったりなどの不調もでてきます。
このような不調は、肩こりによって長時間筋肉が緊張状態になることから、自律神経の乱れを引き起こしていることが原因で起こります。
肩こりの原因
肩こりの原因は、主に
- 長時間同じ姿勢や猫背
- 眼精疲労
- 運動不足
- 精神的なストレス
が考えられます。
近年ではデスクワークが多く、長時間同じ姿勢のままパソコン操作をすることによって、眼精疲労や運動不足になるため、肩こりを引き起こしやすい環境にあります。
なぜ女性に肩こりが多いのか
はじめに紹介したLionの調査結果では、肩こりが気になるという女性の割合は男性の2倍以上となっています。
なぜ女性の割合が多いのかというと、
- 首、肩の筋肉量が男性より少ない
- 女性に多い冷え性の影響
- バストの重みを支えることで肩への負担が大きい
といったことが挙げられます。
女性の首や肩の筋肉量は、男性よりも少ないにも関わらず、頭やバストの重みを支えなければならず、筋肉が緊張してかたくなりがちです。
そのため、血流が悪くなり疲労物質がたまりやすくなるため、肩こりを引き起こしやすいのです。
肩こりを解消するために
それでは、肩こりを解消するための方法をお伝えしていきます。
肩を温める
血流が悪いと筋肉がこわばり、肩こりの原因になってしまいます。
そのため、肩まわりを温めて血流を良くすることで、肩こりの改善が期待できます。
背中全体の筋肉をほぐす
肩まわりの筋肉は、首から腰にかけて筋肉がつながっています。そのため、肩がこるからと肩まわりの筋肉だけをほすぐのではなく、背中を全体的にほぐすことが大切です。マッサージやストレッチなどで筋肉をほぐすと良いでしょう。
そして、ここでおすすめしたいのはヨガです。
ヨガは、筋肉をほぐすだけでなく、血流の促進や筋力を向上し姿勢の改善にも効果的なので、肩こりを引き起こしにくくなります。
自宅で簡単にできるヨガポーズもあるので、実践してみると良いでしょう。
目の疲れをとる
パソコンやスマートフォンなどを長時間見続けると、目や目の周囲の筋肉が緊張し、眼精疲労を引き起こします。
眼精疲労は、首や肩まわりの筋肉も緊張させ肩こりを引き起こすので、目の疲れをとってあげることが大切です。
こちらの記事は、目を守るための方法についてお伝えしているので合わせて読んでみてください。
ストレスを溜めない
適度なストレスは、パフォーマンスを向上させますが、溜め込みすぎると自律神経の乱れにつながり、筋肉の緊張したり血流が悪くなったりして肩こりの原因になってしまいます。
そのため、ストレスを溜め過ぎないよう適度に発散することが大切です。
おわりに
私は、以前肩こりが酷く夜寝付きが悪いことがありました。また、仕事中も肩だけでなく頭痛もあり辛かったこともありました。
しかし、現在は定期的にヨガに通っており肩こりを感じることが減りました。
今回、肩こりを解消するための方法を4つ紹介しました。
肩こりは身体の不調を引き起こすだけでなく、仕事の効率も落ちてしまいます。肩こりを感じているという方は、実践してみてください。
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