職場の人間関係に悩んだら?理解できないあの人とうまく付き合う考え方をご紹介

キャリア

人間関係は職場環境へダイレクトに影響する

こんにちは、yuyaです。
あなたは職場で上手くコミュニケーションが取れていますか?

大手人材会社エンジャパンが行ったアンケートによれば、働き世代のおよそ9割にも登る人々が「円滑に仕事を行うためにはコミュニケーションが必要」と回答しています。それだけ職場の人間関係は日々の仕事ぶりに影響すると考えている人が多いのです。

またコミュニケーションが上手く取れていることで「生産性が上がる」「ミスやトラブルが防げる」「ストレスが軽減される」といった意見が、統計でも多く回答されたことが明らかになっています。

ここから、職場の人間関係が悪くなるだけでこれだけの利点が失われるといって良いでしょう。また、日本における最大の辞職理由は人間関係であるということも統計で明らかになっています。なんとか人間関係を円滑に保ちつつ働きたいですよね。

ところが、「理解できない」「あの人は一体何なんだ」と価値観の相違から関係に亀裂が入ることも少なくありません。そこで今回は、職場における理解できない人々の心理を集めた書籍「職場にいるあんな人こんな人の心理」をご紹介します。

こちらでは「どうしてあんな行動・態度を取るのか?」といった理解できない相手の行為から、公認心理師である著者が心理を読み解きます。コミュニケーションがうまく取れないあの人を理解するきっかけになり得ますから、ぜひ最後までお読みください。

円滑なコミュニケーションを取るポイントは多くの視点から他人を観ること

本書では人間の行動パターンをいくつかに分け、一見理解できない行動にも裏があったり当人も悩んでいる場合があるなど、様々な視点から心理を読み解く大切さを主張しています。今回は特徴的な3つの事例をもとに、理解できない人ともコミュニケーションを取るポイントをご紹介していきます。

1:無視をする人

「こちらから話しかけたのに無視されてしまった・・・」といった経験のある人は少なくないでしょう。もう一度話しかけるのも気が引けてしまうし、もしかしたら嫌われているのでは?と不安にかられてしまうこともありますよね。

無視をされた側は傷つき、疑念にかられてしまうこともしばしば。こうした態度を取る人々は、なぜそのような行動に移ってしまうのでしょうか。本書では無視をする心理を次のように分析しています。

・あなたのことを嫌っている
・返す言葉を考えている
・返すタイミングをなくしてしまった
・集中していて聞こえなかった
・いきなり話しかけられて驚いた

無視をする人に対峙した時に注意しなければならないのは「無視されたという感覚は自分だけのもの」ということです。相手がどうして無視をしたのか、その本当の理由は相手にしか分かりませんし、殆どの場合その理由を聞くことはないでしょう。

職場での円滑な関係を築くためには、相手が無視をしたと感じたとき「反応ができなかった何かしらの理由がある」と考える癖をつけましょう。そうすることで自分が不快な気持ちになることを防ぐことができます。

2:意見を出さない人

会議や打ち合わせ、もしくは空き時間の雑談の場でも構いません。どのような場でも自分の意見を発しない人に遭遇したことはありませんか?決められた事や指示されたことはしっかりこなしていても、自身の考えとなると黙り込んでしまう。そんな人は少なくありません。

何も言わないのはやる気が無いからだと考えてしまう人もいるでしょう。話し合いの場で意見を出さない人はどのような心理なのでしょうか。本書では次のような項目で解説しています。

・自分の考えをまとめている
・当事者意識がない
・周りの意見を聞いて合わせようとする
・迷子になっている
・マイノリティだと分かって我慢している

本書によれば「話し合いに参加したいけれど参加できない理由がある」と考えることが大切であるといいます。周りが皆発言している中でその場に残り続けることは、本人にとっても辛いことでしょう。

まずは参加してくれていることに敬意を払い、発言しやすくする環境を整えることが重要なのです。会議においてはファシリテーターの存在も重宝されるでしょう。

3:細かく厳しい人

あなたの職場には重箱の隅をつつくような人はいませんか?細かなミスを絶対に見逃さず、厳しく注意や指摘をする人は多いものです。近年はパワハラの理念が浸透しつつあり、叱る側にも配慮が必要な時代です。

説教や叱咤激励がしにくいご時世で、あえて厳しく接する人々はどんな心理でもってあなたに接しているのでしょうか。本書では以下の項目をピックアップしています。

・責任感が強い
・細かいことが嫌でも気になってしまう
・自分の株を下げたくない
・部下との距離感がわからない
・変わらないことが良いことだと思っている

叱る側というのは基本的にあなたよりも大きな責任を背負っています。プロジェクトや事業計画に厳しい意見を持つのは、立場上仕方ない点もあるのです。つまり厳しさは本人の人間性や道徳観よりも、社会的・社内的立場によって形成されていると考えるのが妥当でしょう。

部下に対して細かく・厳しく接するのは、出世マウントや部下いじめではありません。上司としての意識が生まれ、また上司としての視点が加わったからなのです。社内で立場が上になるほどに心理的負担も増え、弱音を吐くこともできなくなっていきます。

そうした背景を読み取ることで、ただの細かく厳しい人と片付けることは無くなるでしょう。

他人を完全に理解することは不可能だからこそ思いやりを

職場でのコミュニケーションにはゴールがありません。多様な人材が働いているからこそ、各個人にあった対応が求められるからです。そんな状況では、完璧を求めないことが重要なのです。

ここまで読まれた方の中には、人間関係における問題の解決法が書いていないと思われた方もいるでしょう。

それもそのはずです。問題意識はあくまで自分の意見。コミュニケーションに問題があると考えている事自体が、あくまで自分発信の意見であることを理解しましょう。そこに他者の事情を考える余地が必要です。

大切なのは意見の共有と受容。自身が不安・不満に思っていることを相談できたり、他人の振る舞いを背景から考えて受け容れる環境を整えることが、より良いコミュニケーションの場の創造につながるといいます。そして良い環境のメリットは冒頭の統計に示されたとおり。

あなたもぜひ、理解できないあの人を背景から推し量ってみてください。また、ご紹介した書籍では他にも理解できないあの人と題して事例をご紹介していますから、気になる方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

出典:
エンジャパン
職場にいるあんな人こんな人の心理

yuya

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複数メディアでの記事執筆やYouTuberの原稿作成など、掛け持ちライターをしています。本職は流通業界。ピアノ・ギターが趣味。気になったこと・役立ちそうなこ...

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