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人生の目的を果たすために。稲盛和夫『生き方』に学ぶ、魂を磨くための「6つの精進」とは?

生き方
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人間が生きる目的とは何か?

こんにちは、ライターのはまじんがーです。

今回は京セラの創業者、稲盛和夫さんの書籍『生き方』より「魂を磨くための6つの精進」について紹介します。

書籍『生き方』の中で、稲森さんは「人間が生きる目的とは何か?」という問いを投げかけ、その答えとして「魂を磨くこと」と仰っています。

なぜかというと、”魂”だけが死を迎えた時にあの世に持ち越すことができるからです。
お金、地位、名誉、権力、財産などは現世限りのものであり、死後の世界に持っていくことはできません。

「この世へ何をしにきたのか」と問われたら、私は迷いもてらいもなく、生まれたときより少しでもましな人間になる、すなわりわずかなりとも美しく崇高な魂をもって死んでいくためだと答えます。

高い次元の魂であの世に旅立つために、この世で己の精神を修養していくことが生きる目的というわけです。

そして、その魂を磨くために必要なのがこの記事で紹介する「6つの精進」です。

・成長し続ける人生にしたい
・日々の生活の中で、少しずつでも自分を磨いていきたい
・他人を思いやり、貢献できる人になりたい

とお考えの方は、ぜひ続きをお読みになってみてください。
それではいきましょう!

魂を磨くために必要な「6つの精進」

稲盛和夫

(出典:稲盛和夫氏が教える人生百年時代の生き方——魂を磨き続けるシンプルな習慣

ここから「6つの精進」について紹介していきます。
「6つの精進」とは、以下の6つの行いのことです。

①だれにも負けない努力をする
②謙虚にして奢らず
③反省ある日々を送る
④生きていることに感謝する
⑤善行、利他行を積む
⑥感性的な悩みをしない

それでは、順番に解説していきます。

①だれにも負けない努力をする

人よりも多く研鑽すること、不平不満を言うことなく、常に向上しようと努力することです。

「だれにも負けない」と言うと、他人と競争するようなニュアンスを含んでいるためあまりポジティブに聞こえない方も多いかもしれません。
ただ、何か大きなことを成そうとするのであれば、「だれにも負けない」努力は欠かせないと私も思います。

例えば志願者の中から1人しか合格できない就職面接に望むとき、合格するためには志願者の中で1番の努力が必要です。

誰よりも頭を使い、誰よりも準備をして、誰にも負けない最高の姿勢で望む。
本気で合格をしたいと思っているなら、そういう意識で取り組むはずです。

ともすれば、「だれにも負けない努力をする」とは「本気で物事に取り組む」とも言えるのかもしれませんね。

②謙虚にして奢らず

謙虚な心が幸福を呼び、魂を浄化させることにもつながっていく。

このように、稲森さんは述べています。

大きな結果を出したり、人の上に立ったりすればするほど謙虚さを忘れがちです。

他人に対して傲慢尊大な態度をとり、我が物顔で振る舞う。
そんな人が尊敬を集めることはありません。
さらに、謙虚さを忘れた瞬間に成長は止まってしまいます。

長きに渡って偉大な功績を残し続けている人ほど、驚くほど腰が低く謙虚であると言われています。
傲慢になることなく常に謙虚さを忘れないからこそ成長し続けられるし、周囲からの尊敬を集めているのかもしれませんね。

③反省ある日々を送る

日々の自分の行動、心のありかたを常に点検すること。
そして、至らない点があれば改めることです。

忙しい日々に追われると、つい目の前のことで精一杯になってその場しのぎの行動を繰り返し、振り返ることを忘れがちになります。

稲森さん自身も、毎晩寝る前にその日の自分の行動を振り返っていたといいます。

・自分のことだけを考えていないか?
・卑怯な振る舞いをしていないか?

など、常に自省自戒して改めるように努めていきたいですね。

④生きていることに感謝する

感謝

生きているだけで幸せだと考えること、どんな小さなことにも感謝することです。

特に昨今は世の中の暗い状況もあり、現状を嘆いたり不平不満を漏らしたりしたくなることが多いかもしれません。
けれども、紛れもない真実として忘れてはならないのが、今この瞬間生きているということ。

そして、生きていることそれ自体が決して当たり前のことではないということです。
「当たり前の反対はありがとう」と言いますが、何に対してもそれが「当たり前」と思った瞬間に感謝の心を忘れてしまいます。

辛いことや苦しいことに見舞われる日々だったとしても、周りを見渡せば感謝できることはたくさんあるはずです。
そして、どんな小さなことにも感謝できるようになれば、目の前の不幸を嘆くことなく、常に穏やかな心でいられるのではないでしょうか。

⑤善行、利他行を積む

「善行、利他行」とは、言い換えるならば「人のためになること」です。

自分のことだけを考えるのではなく他者に目を向け、思いやりのある言動をしたり、相手が喜ぶ行いをすること。
とかく人は、自分のことで精一杯になると他人を思いやる気持ちを忘れ、自分の利益だけを考えた発言や行動をしがちです。

もちろん、常に他者に目を向けて生きることは容易なことではありません。
だからこそ、「③反省ある日々を送る」で述べたように、自らの行いを振り返ることが重要なのだと思います。

そして、「そのような善行を積んだ人にはよい報いがある」と稲森さんは述べています。

⑥感性的な悩みをしない

「感性的な悩みをしない」とは、言い換えるなら「悩んでもどうしようもないことで悩まない」ということです。

何かに失敗した、他人に悪口を言われた、会社の業績が悪いなどなど、過去を嘆いたり現状に不満を言っても、過ぎた過去は変えられませんし、自分の力ではどうにもできないこともあります。

そのような悩みをしないためにも、稲森さんは

全身全霊を傾けて取り組むことが大切である

と述べています。

全身全霊で取り組んでいれば、どうでもいいことで悩んでいる暇はなくなります。
「今、自分にできること」に全身全霊で取り組むようにしていきましょう。

日々の暮らしに溶かし込む

稲盛和夫

(出典:稲盛和夫が即答した「人生で一番大事なもの」

以上、稲盛和夫さんの書籍『生き方』より、魂を磨くための6つの精進について紹介してきました。

この「6つの精進」を総括して、稲森さんは以下のように述べています。

文字にしてしまえば平凡すぎるほどの、このような当たり前の心がけを、日々の暮らしに溶かし込むように、少しずつでいいから堅実に実践していくこと。大仰な教訓を額縁に入れて飾るばかりでなく、やはり普段の生活のうちに実行していくことが肝要なのです。

言葉にしてみれば当たり前のことかもしれませんが、それを日々の生活の中でいかに実践していくかが重要です。
この記事を読まれた皆さんも、ぜひ少しずつでもこれらを意識して日々を過ごしてみてください。

また、稲盛和夫さんの考え方をより詳細に知りたい方は、書籍『生き方』をぜひ手にとってみてくださいね。

それでは、今回の記事は以上です。
お読みいただき、ありがとうございました!

はまじんがー

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業界最大手大規模システムのアーキテクトに携わっています。趣味は読書、映画、野球観戦、広島育ちのカープファン。好きな音楽はAcid Black Cherry、...

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