【情報発信】パーソナルマーケティングで自分をブランディングしよう!

こんにちは、yuyaです。
今回はビジネスマンとして評価され、選ばれ続ける人材になるために必要な「自分の魅せ方」について考えていきます。
選ばれ続ける人材を目指すなら必要なのはブランディング
あなたはブランディングという言葉をご存知ですか?
ブランディングとは、売り手と買い手の認識を共有させること。強みや特徴を消費者に向けて発信し、商品へのイメージを定着させる作業を指しています。
このブランディングですが、今では多くの企業がマーケティングに取り入れています。その理由は差別化。同じ商品種であってもブランドイメージによって購買意欲に差が出るのです。
「〇〇といえばあのブランド」とまで言われるほどに定着すれば、その商品市場が一つのブランドによってリードされていくことも少なくありません。
さて、今回タイトルにもあるパーソナルマーケティングですが、そんなブランディングを個人の活動に応用したものです。あなたを商品と捉え、一緒に仕事をしたいと考える人をより多く獲得するための戦略、それがパーソナルマーケティング。
特に個人事業主やフリーランスとして働く方は顧客の獲得につながるでしょう。そして会社勤めであっても、働きぶりをより評価してもらえる環境を作り出すことが可能ですから、ぜひ最後までご覧ください。本稿は書籍「パーソナルマーケティング どんな時代でも選ばれ続ける人になる39の法則」を元に、個人ブランディングについてご紹介していきます。
パーソナルマーケティングを取り入れるときに気をつけたい3つの注意点
ここではブランディングを個人の活動に流用する上で気をつけたい注意点をご紹介しながら、まずはパーソナルマーケティングの考え方について触れていきましょう。
1:初めから自分をよく見せようとしない
ビジネスマンとして評価を上げるため、実績が早くほしいという方は多いでしょう。しかし、商品を売るための誇大な広告が規制されているように、パーソナルマーケティングにおいても自分を飾り立ててよく見せることは本筋ではありません。
まずは勝負することができるだけのスキルや実績を積み上げることがスタートになります。パーソナルマーケティングの世界ではそうした積み上げを体系化し、自身の強みとして活かしていくにはどうすべきかを考える戦略なのです。
2:他人の成功例を流用しない
ビジネスマンに求められているのは新しい価値の創造です。新たな事業を作る上で完全なる模倣は厳禁。冒頭にもお伝えしたとおり、ブランディングの基礎は差別化にあります。誰かと同じでは、あなたと一緒に仕事をしたい人は増えません。
これまでの事業成功例を参考にすることはあっても、同じものを作っても意味がないということです。新発売した商品が既存のものと全く一緒では消費者に響きませんよね。自分の強みは?優位性は?ライバルや味方は?こうした点を突き詰めて事業に落とし込んでいくのです。
3:一貫性のあるブランディングを意識する
ブランディングにおいて大切なのは、現時点の自分自身を客観的に見ながら強みをアピールすることです。そのためには今後どのように実績やスキルを獲得していくのか、現在地を把握するためのプランづくりは欠かせません。そして、思いつきで行動しないことが大切です。
思いつきで行動すると一貫性がなくなり、あなたのビジネスマンとしてのブランドは信用を失いかねません。あなたが唯一無二な存在であれば問題ありませんが、競合他者が多くいると感じる場合は埋もれてしまう可能性に留意しましょう。
パーソナルマーケティングを形作る法則5選
ます、自分自身を売り込む際には下準備が必要。例えば、いきなり商品を持参して説明を始めるよりも、どんな市場でどんなターゲットに対して有効な商品なのかを見極めてから行動を仕掛ける方が、より効果が高くなるのです。
そんな下準備と合わせて持っておくべき本書の39のパーソナル・マーケティングのうち、新社会人や独立したての人でも応用可能なマーケティングのベースに付いての思考法を厳選して5つご紹介します。
1:会社のブランドに頼らない
あなたは自分の会社の商品の強みを「ブランド名を用いずに」表現できるでしょうか。例えば関わったプロジェクトや商品を自身の強みとしている場合、顧客はあなたの能力ではなくその商品やブランドと仕事をしているケースが多いといいます。
つまり、あなた自身がどんな人物であるのか「ブランドイメージに頼らず」表現ができなければ、顧客はあなた自身と仕事をする上であなたの強みを理解することができません。顧客を獲得するにはブランドイメージに頼らない特徴が必要なのです。
事業が終わってもスキルは手元に残りますから、自分の強みがなにか省みると良いでしょう。
2:長期的なブランディングを意識する
目先の利益を追いかけることが良くないのはなんとなく理解できますよね。短期的に大きく成果を上げても、継続することができなければ結果的にマイナスなのです。こうした事例はよくお笑い芸人に例えられます。
一発屋と呼ばれる人たちをご存知でしょうか。テレビのネタ番組で披露するギャグなどが人気を博し、一気に知名度や仕事量が増えた人々のうち、一線から退いた人を指します。彼らの中にも地方営業や別の活躍の場を手に入れている人々がいますが、一度手に入れた利益を短期間で失うことのないように注意しましょう。
長期ブランディングの実践には次項のリブランディングが有効です。
3:状況に合わせてブランディングを変える
一貫性のあるブランディングをするべきなのでは?といった意見もあるでしょう。しかし、自らが持っているスキルの需要が無くなってきたと感じたとき、その技にしがみつくのが果たして有効でしょうか。大切なのは活動のベースをどこに置くかです。
100年以上続くブランドであってもその販売戦略・広告戦略を一つも変えてこいなかった企業はありません。こうした戦略の変更をリブランディングといいますが、自分の強みが何かを時勢に合わせて変えるのは有効なのです。もちろん思いつきはいけません。
4:セルフメディアを構築する
あなたにいくら素晴らしいスキルや実績があれど、周りが知らなければ評価のしようもありません。中には「良いものが必ず評価される」と信じて疑わない方もいるかも知れませんが、マーケティングにおいて情報を発信することは極めて重要です。
そこで、各々がメディアを持ちましょう。SNS・動画配信・ライブ・オフラインミーティング・電子書籍など何でも良いのですが、とにかく自分自身について発信する場を構築し活用することがブランディングにおいて不可欠です。
スキルアップは「スキルを持っていることを他人に知ってもらう」までがセットであると覚えておきましょう。
5:時勢を読み解く
2020年は新型ウイルスの蔓延によって、それまでの生活様式が一変してしまいました。テレワークが普及し、オンラインでのやり取りが通例となるなど、仕事の形態も変化の著しい一年に。あなたの仕事も2020年前後で大きく変わったのではないでしょうか。
オフラインからオンライン、現地から在宅といったように、社会情勢に合わせてニーズは変化します。必要とされる能力が変わるということは、評価される能力が変わるということです。
こちらもリブランディングに通ずる考え方ではありますが、社会のニーズに合わせて自身も変化させていく柔軟さが、パーソナルマーケティングにも必要でしょう。
パーソナルマーケティングを駆使して評価されるビジネスマンへ
いかがでしたか?今回は個人のブランディングを考える、パーソナルマーケティングについてご紹介しました。ここまでお読みいただいた方は、特に難しい内容がなかったように感じられるでしょう。
それもそのはず、この考え方は「この人と共に仕事をしたい」と思ってもらうための方策です。小難しい作法やメソッドがあるわけではありません。どのように「信用」を作り上げればよいのか、自分を価値ある商品として売り出すにはどうすべきかを考えるのが、パーソナルマーケティングなのです。
他にも有効な法則が、本書「パーソナルマーケティング どんな時代でも選ばれ続ける人になる39の法則」に書かれていますから、気になる方はぜひ読んでみてください。
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