【禁酒】書籍『そろそろお酒をやめようかな』と思ったときに読む本』(要約・まとめ)

どうもお酒が大好きなフルザワです。
皆さんはお酒をやめようと思ったことはありませんか?
・お酒を飲むと翌日の体調が良くない
・アルコールに依存してしまっている
・お酒の席でハメを外し過ぎてしまった
・健康診断でお酒を控えるよう言われた
私も控えようとしたことはあるのですが、なかなか辞められないのが本音です。
そこで今回は書籍『そろそろお酒をやめようかなと思ったときに読む本』について紹介します。(→書籍『そろそろお酒をやめようかなと思ったときに読む本』はこちらから)
ー目次ー
1.お酒とは合法の薬物
2.お酒はなぜやめるべきなのか?
3.アルコール依存性になりやすい人
4.お酒はどうやめるべきか?
5.まとめ〜断酒から始めよう〜
「お酒が体に良くないのはわかっているけど、やめられない。」
そんな方にはぜひ本稿をご覧頂き、お酒が体にどのような影響を与えているのかを知ることから始めてみましょう。
そして、お酒を飲まない習慣の作り方を身につけて頂ければと思います。
ではまず、お酒とは何なのかを改めて学んでいきましょう。
1.お酒とは合法の薬物
お酒は「百薬の長」だと古代中国から言われていますが、それは間違いです。
なぜなら、酒税を取るための政策の一貫として広まった言葉であり、国家のPR活動に過ぎないからです。
その後、嗜好品として普及したお酒ですが、アルコールにはとても危険な依存性があります。
アルコールの依存性はニコチンよりも高く、違法薬物と同じぐらいの中毒性があるのです。
つまり、お酒は合法の薬物と言っても過言ではないということです。
そして今や、WHOでもアルコールは健康障害で最大のリスク要因の一つであると言われているのです。
日本で喫煙者が減ってきたように、お酒の危険性を考えると、その在り方も今後変わっていく可能性もあります。
2.お酒はなぜやめるべきなのか?
では、お酒は具体的にどんな影響を体に与えているのでしょうか?
お酒のやめるべき理由にも繋がる3つを紹介します。
①睡眠 ②体重 ③重病
①睡眠
お酒は睡眠の効果を半減させます。
その原因はアルコールを分解する時に出るホルモン、アセトアルデヒドにあります。
アセトアルデヒドには交感神経に影響を与え、脳を興奮させる作用があります。
つまり、お酒を夜に飲んでしまうと脳を休ませるべきなのにもかかわらず、無理矢理興奮状態にさせるのです。
さらにアルコールには利尿作用があり、夜中にトイレに行きたくなり睡眠の質を下げてしまいます。
②体重
アルコールにもカロリーは存在します。
アルコールは60g=430kcalと決まっており、飲み過ぎると体重も増えてしまうのです。
これだけで、一食分の食事と同等のカロリーを摂取していると言っても過言ではありません。
更にジュースで割ったお酒や缶チューハイには、糖分も含まれているのでより体重が増える可能性が高まるのです。
③重病
お酒が重病に繋がる理由は、またしてもアセトアルデヒドにあります。
アセトアルデヒドは細胞のDNAに傷をつけ、がんを発症させやすくするのです。
また、お酒が飲めない人よりもお酒が飲める人の方が危険です。
なぜなら、お酒は飲めば飲むほど依存度と耐性が上がっていくからです。
その結果、アルコール依存性にもなりやすくなるため、お酒との付き合い方には十分注意しましょう。
3.アルコール依存性になりやすい人
人はなぜアルコールに依存してしまうのでしょうか?
それはお酒を飲むことで、脳内から快楽物質であるドーパミンが分泌されるからです。
ドーパミンは本来成功体験によって分泌されるのですが、アルコールや糖質を摂取することでも簡単に分泌されるのです。
その快楽を求めた結果、アルコール依存性になってしまいやすいのです。
また、アルコール依存性になりやすい人の特徴として、頑固・完璧主義・優等生・熱中しやい人などが挙げられます。
こうした一見能力の高く見える人は、実はストレスを感じやすいため、アルコール依存性になりやすいと言われています。
・お酒を昼から飲みたい
・お酒を飲まないことで喪失感を感じる
・お酒を飲んでしまって罪悪感を感じる
これらに心当たりのある方は、アルコール依存性の兆候なので、禁酒や断酒を検討してみましょう。
4.お酒はどうやめるべきか?
最後にお酒のやめ方について紹介します。
お酒をやめるコツは大きく2つあります。
①宣言する(周りを巻き込む)
②記録をとる(習慣化する)
①宣言する(周りを巻き込む)
お酒をやめられない原因として、孤独な戦いになってしまうことが挙げらます。
理由としては、周りはいつもの様にお酒を飲んでいたとしても、断らなければいけないからです。
だからこそ、禁酒することを周りに宣言することが重要なのです。
禁酒を宣言することで、周りも協力的になり、周囲の力も借りることができるのです。
②記録をとる(習慣化する)
禁酒を成功させるためには、お酒を飲まないことが当たり前になる習慣を作る必要があります。
習慣化する秘訣として、記録を取ることが挙げられます。
なぜなら、禁酒をしたことによる効果を再確認できるからです。
お酒を断つと、体調が良くなり、寝起きがスッキリします。
その様な実体験を記録することで、禁酒によるメリットを実感でき、禁酒することが当たり前になるのです。
特に初めの2週間は辞めやすいので、意識的に記録を取るようにしましょう。
また、人は90日間は同じことを続けると習慣化されると言われているので、90日間を目標にするといいでしょう。
5.まとめ〜断酒から始めよう〜
お酒をやめる決心はつきましたでしょうか?
孤独に始めるのではなく、まずは誰かに宣言をし、継続できるように記録していきましょう。
お酒が「百薬の長」というのはまやかしであり、世界的にもアルコールは健康障害で最大のリスクと言われています。
お酒好きな方は、ぜひこの機会にお酒との付き合い方を今一度見直してみましょう。(→書籍『そろそろお酒をやめようかなと思ったときに読む本』はこちらから)
病気にならない健康的な体を維持する為にも、まずは2週間、断酒でもいいのでお酒を飲まない習慣を継続してみましょう。
きっと今までにはない、過ごしやすい体調を維持することができるはずです。
私もまずは2週間お酒を飲まないことを宣言したいと思います。
ではまた。
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