記憶力を鍛えたい!なにかと忘れがちな自分を変える9つの原則とは

キャリア

こんにちは、yuyaです。
あなたは日々の生活で「記憶力」について考えたことはありますか?

例えば、若いうちは言われたことを正確にやり遂げることも評価基準の一つ。そんな時、

・覚えきれない
・手順を忘れてしまう
・何度も同じ間違いをしてしまう

といった悩みを持つ方も多いでしょう。そこで今回は書籍「一流の記憶法」についてご紹介します。東大卒の実用書作家である著者の六波羅穣氏による、記憶力を上げるステップがこの本には記されています。本書によれば、「記憶はより短時間のうちに情報を記録し、長時間正確な形で維持する一連の流れ」であるといいます。

脳の構造や機能を根本から変えるのではなく、その流れを変えていこうというのが本書の趣旨になります。

また、記憶は暗記のためのものだけではありません。物事を考える源となる知識を呼び起こす力も意味します。指示された仕事を完ぺきにこなしたい、自分の頭で考えて行動できるようになりたい。沿うお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。

人間はどうして忘れてしまうのか

記憶術について解説する前に、まずはどうして私たちが「忘れて」しまうのか。理解しておきましょう。結論から述べると、私たちが物事を忘れてしまうのは「忘れることが必要である」からだといいます。忘れることで「必要な情報だけを選別」しているというのです。

記憶として定着させたいもの以外を忘れられることで「情報の取捨選択ができる」ということでしょう。

ところが、忘れてはいけないものを忘れてしまう。必死に勉強した知識や技術が、時間とともに記憶から抜け落ちていった経験がありませんか?忘れることは人間にとって必要な機能と言われても、なんとかコントロールできるようにしたいですよね。

そこで次項から、「記憶」の性質について理解するための9つの原則についてご紹介していきます。この原則を知っておくだけで、より効率的で忘れづらい確かな記憶を作り出すことに繋がりますよ。

効率的に記憶力を育むために知っておきたい9つの原則

1:注意を向ける

私たち人間は、身の回りのほんの一部にしか注意を向けられていないといいます。あなたは昨日の食事にどんな食材が入っていたか思い出せますか?

しっかり食べていたはずで料理名も何となく思い出せるのに食材は忘れてしまった、という方も多いでしょう。これは、「視線を向けていながら注意は別にある」ということの表れです。

もしかして別のことを考えたり、テレビやスマホを見ながら食べていませんでしたか?記憶力を高めるためには、まず覚えたいものに注意を向け、頭の中でイメージを作っておきましょう。

2:繰り返し思い出す

注意を向けた情報は短期記憶といって、一時的に記憶されています。これを確かなものに変換していくには繰り返し思い出すことが効果的。これを「想起練習」といいます。

脳には繰り返し反復することで、同じ処理が行いやすくなる機能が備わっていますから、記憶を定着させるためにはこの機能を有効に使いましょう。

ただし、覚えたいものを見ながら反復するのはよくありません。記憶力をあげるためには「時間を空けて再度思い出す」という練習をしてみてください。だんだんその時間を長くしていけば、忘れる確率も低下していきます。

3:手がかりと関連付ける

覚えたいものを反芻して、何度も繰り返したはずなのに覚えきれない。そんな方にはこの関連付けが効果的かもしれません。

学生時代の試験を思い出してみてください。例えば世界史の人物について覚えたい場合、その人物と関係ある語句も一緒に覚えませんでしたか?国や年号、地名や実績など、その人物に関連する内容とともに記憶すれば、より思い出しやすくなるのです。

関連付けたあとは、再度繰り返し思い出す練習をしてみましょう。

4:手がかりは多めに作る

先ほどの例では歴史をあげました。注目すべきは手がかりの数です。国や年号、地名や実績といったように、物事を想起させる要素は必ずしも一つではありません。より多くの情報を絡めながら覚えることで、思い出す際の取っ掛かりが多くなります。

重要なことは、様々な感覚を記憶に利用するということ。文字情報だけでなく、声に出して読んでみたり書いてみたり、時には体感してみたり、あらゆる方法で脳へインプットしてみましょう。

5:手がかりの手がかりに注意

手がかりとなる情報は大いに越したことはありませんが、手がかりに手がかりをつけ始めると情報が混雑してしまいます。例えばある歴史上の出来事を覚えるのに年号を利用していたとします。そして、その年号で起きた別の出来事を一緒に覚えるとしましょう。

この場合2つの出来事に関連がなければ、一方の出来事からもう一方を想起することができません。つまり、2つの事柄が直接つながらないのです。これは記憶の妨げとなってしまいます。手がかりを増やすときは、本来覚えるべき事柄と直接結びつくものを増やしましょう。

また関連のある内容であったとしても、手がかりの手がかりはより少ないほうが記憶しやすいと言われています。

6:前提知識のあるものは記憶しやすい

これはなんとなく想像のつく方も多いのではないでしょうか。すでに知っている分野であったり、興味のある分野のほうが、すでに記憶している要素が多いのです。前提となる知識があれば想起される事柄が増えるのがその理由。分かりやすくすることが記憶への近道です。

全く知らない、興味のない分野であっても、この記憶しやすい要素を含ませることで覚えやすくなります。歴史の年号を語呂合わせで覚えたことがありますよね。これは、いわば情報の仲介。こうした記憶方法は難解な内容であってもわかりやすく記憶に残す手法なのです。

7:無意識な記憶を活用する

あなたは歩くときに「どうやって歩くか」を毎回考えていますか?おそらく、なんとなく歩いていることでしょう。私たち人間には、こうした無意識に行っているルーティーンのような行為が可能です。これを手続き記憶といいます。

慣れない行為でも回数をこなす事で、自然と身につくのです。記憶へ応用する場合は、想起練習とは別に間隔を空けずに反復してみましょう。

8:効率的な記憶には効果的な忘却対処を

覚えやすい記憶方を活用するには、忘れにくい対処法も知っておくと良いといいます。

まだ覚えきれていない情報には、想起練習がおすすめ。そして覚えた記憶を保っているか、その判断基準として「一日経過後も覚えているか」注目してみましょう。

うまく思い出せないと感じた場合は、手がかりの手がかりを減らしてみるのも良いです。情報を絞ることも、記憶を長く保つコツとなりますよ。

9:脳を健康に保つ

無理矢理に勉強をして頭に詰め込んだつもりでも、脳の機能が低下していては意味はありません。睡眠・栄養・休息の観点を押さえながら記憶力をあげていきましょう。

ブドウ糖が含まれる食べ物をとり、適度な運動で脳に酸素を送りつつ、勉強の後には脳を休ませ、睡眠をしっかりと取るようにしましょう。「それぞれどれぐらいがいいのか?」という疑問が湧くと思いますが、それを自分の力で調べることも記憶力定着への道です。

一般的な指標を検索してみて、そこから自己流にアレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

これら9つの性質を知っておくことで、より集中できる環境を作り出すことが可能です。あなたも日々の生活で意識してみてください。

原則を押さえたら応用も視野に

記憶力は一生の武器になるといいます。20代であればまず言われたことを正確にこなすことが求められるでしょう。記憶力はその助けにもなります。

他にも雑多な情報をまとめ上げたり、想起練習で脳自体の処理能力を上げることもできます。機転の利く対応や臨機応変で柔軟な対処ができる人材は、ストリートスマートとして重宝されるでしょう。

本書「一流の記憶法」では、9つの原則をベースに「14」もの記憶術を紹介しています。効果的な記憶方法をもっと知りたいという方は、本書手に取ってみてはいかがでしょうか。

 

yuya

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複数メディアでの記事執筆やYouTuberの原稿作成など、掛け持ちライターをしています。本職は流通業界。ピアノ・ギターが趣味。気になったこと・役立ちそうなこ...

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