過労死は他人事じゃない!原因と症状を押さえて若いうちから対策しよう

キャリア

こんにちは、yuyaです。
あなたは働きすぎだと感じていませんか?

今から数年前、英国大手メディアBBCにて取り上げられた日本人の過労死問題は、大きな波紋を呼びました(出典:BBC)。どれだけ若く体力があろうとも、労働から来る体への影響は誰にでも等しく襲いかかります。

特に日本は、働くことを美徳とする風潮がいまだ根強い国。働き方改革などで改善されつつあるものの、長時間労働は日本の大きな課題でした。働きすぎている、少しでもそう感じたらご自身の生活を見直すのも良いかもしれません。

そこで今回は生活を見直す助けとなる書籍「過労死にならないためにできること」をご紹介します。過労死研究の専門家であり、また産業医である著者:茅嶋康太郎氏による過労の知見を得たいという方は、ぜひ最後までお読みください。

過労を生み出す3つの疲労

過労とは「疲労の蓄積によって回復しないまま消耗していく状態」を指しています。こうした状態につながる3つの疲労が本書では紹介されています。

1つ目は身体的な疲労。これは肉体的な疲れを指し、例えばスポーツをしたあとや激しい運動を終えたあと、そしてもちろん激務などによる体の疲弊を指しています。

2つ目は精神的な疲労。心がすり減った状態を指し、人間関係の問題や仕事上のプレッシャー、将来への不安などが折り重なって疲弊してしまうといいます。症状が重くなるとうつ病に発展しやすいのがこの精神的な疲労の特徴です。

3つ目は脳疲労。資料作りで一日中集中していた、アイデアを出すために一日中考え込んでいた、といったように長時間頭を使う作業によって脳が疲弊します。疲労がたまると作業スピードも落ち、ミスが増えてしまうといいます。

これら3つの要因が絡まり合い蓄積すると、私たちはいつしか過労状態に陥ってしまうのです。

過労を生み出す職場の特徴3選

前項で挙げた疲労がいつしか過労となってしまうと、その先には「うつ病」「過労死」が待っています。そのような事態は防ぎたいですよね。そこで、どんな環境に身を置くと前述の疲労が蓄積して過労になりやすくなるのかを解説します。

産業医として数多くの面談を行ってきた著者によると、過労の原因となる職場環境は以下の3つ。

1:仕事量が多く、長時間労働が横行している
2:仕事上の人間関係が悪化している
3:昇進や転勤による仕事内容の変化に適応できない

そして、こうした状況下に置かれていると

・胸が苦しく感じる
・血管が切れそうな感覚
・動悸がする

といった症状から、過労死につながるケースが実際に報告されています。加えて、特に見逃したくない症状は「不眠」です。症状の中でも危険なサインであるといいます。職場環境や症状に思い当たる節のある方は、とにかくまず「労働時間を減らす」ことに努めてください。

過労の症状を知って体をケアしよう

過労による症状として特に危険なものが不眠でした。実は他にも多くの症例が報告されています。

1.眠れない(不眠) 
2.抑うつ症状(やる気が出ない・元気がない)
3.疲れている感覚がない。疲れを感じない
4.めまいがする(メニエール病のような症状) 
5.頭が痛い
6.胃の痛みや吐き気がある(消化器の病気など) 
7.手足のしびれやこわばりがある 
8.鼻血や血尿などの出血がある
9.じんましんやヘルペスが出る(皮膚の病気など) 
10.生理が不順になる

これらを感じる前に対策しておきたいですよね。本書によれば、まず日頃から気をつけるべきは「睡眠の時間とその質」であるといいます。十分に寝ているつもりでも疲れが取れていなければ意味がありません

そして、睡眠の質を上げるには「就寝2時間前には寝る準備を済ませておく」ことだそう。直前まで仕事をしていたり、スマホやテレビを見ていると、それだけで睡眠の質がおちるというのです。そんなに時間が取れないという方は、働き方を見直すチャンスかも知れません。

また、ここで注意したいのが全て自分自身で背負わないこと。つまりセルフケアだけではなく他人の力も借りましょう。過労を減らしていくために、職場全体で健康問題に対応する環境づくりを求めていけることが理想です。

職場で健康状態について相談・対応してもらうことをラインケアといいますが、とはいえ一人の力で実現するのは難しいもの。ですから、会議などの場で提案してみてはいかがでしょうか。本書によれば「職場全体で過労についての意識を共有することが大切」であるといいます。

疲労が蓄積する前に先手を打とう

いかがでしたか?今回は書籍「過労死にならないためにできること」をもとに、疲労と過労の関係や過労による症状をかんたんにお伝えしました。ここではご紹介できませんでしたが、他にも本書では過労に対するケアや対処法が満載です。気になる方は書籍を手にとってみてくださいね。

若いうちは健康で体も比較的丈夫であるがゆえに無理ができてしまいます。きつい・つらいと感じたら、素直に休んだり労働時間を減らすことが大切。いくら頑張っても体を壊してしまっては元も子もありません。

過労で「もうダメだ」となる前に、手を打っておきましょう。

出典:過労死にならないためにできること

yuya

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複数メディアでの記事執筆やYouTuberの原稿作成など、掛け持ちライターをしています。本職は流通業界。ピアノ・ギターが趣味。気になったこと・役立ちそうなこ...

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