適量を守って正しく飲もう!健康と人付き合いに効果的なお酒のはなし

社会に出れば避けられない?私たちとお酒との関係性
こんにちは、yuyaです。
あなたはお酒を飲みますか?晩酌をするという方も、飲み会が好きだという方も、あるいは全く飲めないという方も、社会に出ればお酒の付き合いが半ば強制的に始まったことを実感されているのではないでしょうか。
また新型ウイルスの影響で飲み会は激減しました。しかし反比例するように、自宅でお酒を飲む人が急増したといいます。オンライン飲み会の流行も記憶に新しいですよね。
そんなお酒ですが、実は摂り過ぎなければ健康面・社交面にメリットがあります。
・体調管理をしっかり行いたい
・円滑なコミュニケーションを取りたい
・飲めないけどお酒の付き合いに意味を見出したい
こうした考えをお持ちの方は、ぜひ最後までお読みください。
人付き合いや体調管理は社会に出れば避けられません。嗜好品としてだけでなく、ビジネスパーソンとして、そして社会人としてのQOLを上げていくためにお酒を活用していきましょう。
今回は正しく飲めば良い事だらけのお酒についてご紹介します。
お酒の適量はどのくらい?
お酒の適量はその人の年齢・性別・体重・アルコールの分解能力などによって異なります。一般的には1日平均で約20g程度のアルコール量が許容範囲であるとか。特に女性はアルコールの分解が緩やかと言われていますから、許容量は少なめに見積もりましょう。
では20gのアルコールとはどの程度の飲酒量なのでしょうか
・ビール:500ml
・日本酒:一合
・ウィスキー:60ml
・焼酎:100ml
・ワイン:200ml
・缶チューハイ:350ml
これらが一般的に「適量」と呼ばれる値です。少ないと感じる方も多いのではないでしょうか。
これらを超えると生活習慣病のリスクが高まります。男性の場合は40g、女性の場合は20gを超えた辺りから影響が出始めるといいますから、気をつけて嗜みましょう。
お酒にまつわる健康面と社交面のメリット
お酒には大きく分けて、健康と社交性を高める2つの効果があります。
・リラックス効果
お酒には身体をリラックスさせる効果があることをご存知でしょうか。飲酒によって大脳新皮質の働きが鈍くなり、普段より陽気になったり、幸福感に包まれたり、といった効果が発揮されます。感情・衝動・食欲・性欲など本能的な要素も活発になるでしょう。
またワインやウィスキーの香り自体にもリラックス効果が、ビールの原材料であるホップの香りにはアロマ効果があります。ゆっくりとお酒を飲むことでリラックス効果は増大するといいますから、量と時間に気をつけて摂取しましょう。
特に疲れを取りたい場合は一人で飲むのがポイントです。心地よさを生み出すドーパミンや不安や恐怖などの感情を抑えるセロトニンの分泌を飲酒によって促進、ストレス抑制や疲労回復効果を増大させます。
・コミュニケーションツール効果
お酒によりリラックスした効果は他人に伝染します。ストレスや緊張を和らげるだけでなく、場を和ませ、会話を弾ませ、本音を出しやすくし、その場にいる相手との距離を縮めコミュニケーションを円滑にする力があるといいいます。
ここで重要なのが、お酒が飲めない人でもその効果を享受できるという点です。にぎやかな場にいるだけでもリラックスしたり、気分が高揚するような効果を得られる場合があるのです。
ただし、誰しもが楽しめるというわけではありません。効果を押さえつつ、必要に応じて飲酒の場を活用してみましょう。例えば、新たなプロジェクトのメンバーとの距離を縮めたい、気兼ねなく意見交換するを作りたい、そんなときはお酒の効果を利用してみるのもよいかもしれません。
飲みすぎ注意!お酒の摂り過ぎは健康被害へ直結
良い効果よりも悪い効果が広く知られているお酒。適量を守るためには、その規定を超えるとどんな症状があるのかも押さえておくのがベストです。
・健康被害
長期的に大量飲酒を行うと、肝臓でアルコールが代謝される際に中性脂肪が蓄積します。これにより脂肪肝や肝硬変をもたらす可能性があるのです。ほかにも、糖尿病・すい臓の障害・消化管・循環器系・脳・末梢神経障害など、全身の健康状態に影響が。
適量を超えて長期間飲み続けるだけで、これだけのデメリットが出てしまうのです。
・アルコール依存症
おそらくお酒にまつわる話題でこの依存症が最もよく扱われるトピックでしょう。文字通り、飲酒に依存してしまう状態を作り出してしまいます。依存症はお酒の趣味趣向によるのではなく、誰にでも発症する可能性がある極めて危険な病気です。
常にお酒を求め続け、暴力的な行動をとるケースもあります。ひどい場合はアルコールが完全に抜けた後、発汗・手足の震え・幻覚といった禁断症状が現れます。
ここまで読まれた方は、おそらく適量を守って飲もうと考えるのではないでしょうか。
お酒を趣味からビジネスまで活用しよう
紀元前4000年から始まったとも言われているお酒の歴史。私たち人類は、お酒と切っても切れない関係にあるといえるでしょう。身近な存在だからこそメリットに気付きづらく、また正しい飲酒量について知らないという方も多いようです。
適量を守れば多くの場合は問題がありませんが、一方でご紹介した基準量は絶対ではありません。前述の通り、適切な量はあなたの年齢・性別・体重・アルコールの分解能力などによって異なります。無理をせず、ご自身に合った飲酒量を見つけてみてください。
少量でも効果があることを覚えて、あなたの生活やビジネス戦略に活用してみてはいかがでしょうか。
参照:
日本コミュニケーション学会
asahi
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