【プレゼン力】書籍『世界最高の話し方』全ての人間関係が良くなるトーク術(要約・まとめ)

どうも人の話を聞くのが得意なフルザワです。
人の話を聞くことはできても、人に思いや考えを伝えるのは難しくないでしょうか?
・部下に正しく仕事内容を伝えたい
・好きな人に上手く思いを伝えたい
・家族との関係性を良好に保ちたい
・喧嘩した友達とすぐ仲直りしたい
本稿はそう考えたことがある方に必見の内容となっています。
今回紹介するのは、元伝説の家庭教師である岡本純子さんの書籍『世界最高の話し方』です。(→Amazonリンクはこちらから)
ー目次ー
1.聞き手が唯一忘れないこと
2.感情を上手く掴むには?
3.論理的な話の組み立て方
4.話し方を向上させる技術
5.まとめ〜感情を揺さぶる話し方〜
皆さんは話をする時に何を意識していますか?
本書では、どうすれば上手く思ってることが伝わるのかを紹介されています。
上手く思いを伝えることができれば、全ての人間関係が良くなると言っても過言ではありません。
特に抑えるべきポイントは、相手の感情・論理的な話し方・話し方の技術の3点です。
後ほど詳しく説明して行くので、まずは会話で聞き手が唯一忘れないことについて紹介していきます。
1.聞き手が唯一忘れないこと
あなたは上司の話や企業の研修、セミナーなどを受けて、どれだけの内容を覚えているでしょうか?
おそらくほとんどの内容を覚えていないのではないはずです。
しかし、唯一覚えていることもあるはずです。
それは話を聞いていた時の感情です。
「良い話だったな。」「退屈な時間だった。」「面白い人だったな。」などその時の感情は記憶にあると思います。
それもそのはずで、ほとんどの人は話の内容を覚えることはできず、その時の感情を記憶するのです。
つまり、話のゴールは相手の記憶に残るような良い感情を残すことにあるということです。
その事を踏まえた上で、聞き手の感情を上手く掴む方法を紹介していきます。
2.感情を上手く掴むには?
聞き手の感情を上手く掴むに大切なことは大きく分けて3つあります。
①共感すること
②情報より物語
③リアクション確認
①共感すること
話し方の本を手に取れば、必ずと言っていいほど良く言われているのが共感です。
共感はそれほど大事なポイントだと言うことです。
話し手が聞き手に共感する方法として、主語を私から私たちに変える事を推奨しています。
また聞き手に共感する言葉としては、「〜と思いませんか?」「〜ですよね。」などのフレーズが効果的だと言われています。
②情報より物語
よく情報が多くて、何が言いたいのかわからないと思うことはありませんか?
情報の詰め込み過ぎは聞き手を退屈にさせてしまいます。
気をつけるべきは、話にストーリー性を持たせる事です。
ポイントとしては、before・afterに気付きを織り交ぜるとストーリー性のある文章ができます。
例えば、「元々86kgだった体重がごはんをやめたら70kgになったので、炭水化物が良くないことがわかりました。」と言う文章だと、ストーリー性がありわかりやすいはずです。
③リアクション確認
話をしている時に、聞き手が話を本当に聞いてるか確認していますか?
よく目を見ずに話せば緊張しないと言う人もいますが、それでは相手の感情はわかりません。
特に大勢の前で話す時は、聞き手の集中力を途切れさせないためにも目を見てはなすようにしましょう。
聞き手が話に置いていかれないように、相槌をしやすいように間を空けて話してみるのも良いでしょう。
3.論理的な話の組み立て方
論理的な話ほど聞きやすいものはないですよね。
実は論理的な話を組み立てるには3つのポイントがあるのです。
①論理を結論で挟む
②問題提起と解決法
③数字や例えを使う
①論理を結論で挟む
まず話の初めには結論を言いましょう。
結論→論理→結論
論理はあくまでも理由付けなので、話の方向性から定めるのです。
そして、終わりにもう一度結論を述べる事で聞き手の記憶に残りやすくなります。
形式を抑えることで論理的な話の形ができるのです。
②問題提起と解決法
結論に挟まれた論理的な話の中身としては、その理由を話すことはもちろんですが、問題提起と解決法があるとより納得のいく内容となります。
例えば、「朝起きるのが辛くないですか?ですが、こちらの枕があればぐっすり寝れるんです。」と言った形です。
この様な聞き手の共感を取る問題提起ができると、より効果的に解決法をていじすることができます。
③数字や例えを使う
話の中に数字や例えがあるとより話の説得力が増します。
数字を使うコツとしては、より具体的な数字やその変化を見せると聞き手には響きやすいです。
例えば、「88.7%の社会人がやっていない異性からモテる方法」「月収20万円の私が3ヶ月で月収100万円」などです。
また、例え話も他に聞いたことのないインパクトある例え話だと記憶に残りやすいです。
詐欺にも使われるほどのテクニックなので、悪用はしない様にしましょう。
4.話し方を向上させる技術
これまでの感情と理論を抑えて上で、プラスとなるテクニックを3つ紹介していきます。
①声を駆使する
②質問と語尾
③自信と情熱
①声を駆使する
声の大きさや話のスピードに変化のない話を聞いている時に、退屈を感じたことはありませんか?
話を聞いている人を退屈にさせない為にも、声を駆使することが大切なのです。
大きい声が出せない人も、大小のメリハリをつけるようにしましょう。
また話すスピードに緩急を付けるには、沈黙や間を使う事でより相手を惹きつける事ができます。
②質問と語尾
聞き手の感情を掴むために共感やリアクションを確認する事が大切だと言う話をしましたが、疑問系の言葉を使うと効果的になります。
例えば、「〜わかりましたか?」「〜ですよね?」などの質問です。
直接対話をするわけではありませんが、聞き手は相槌やリアクションをして対話が成立するのです。
また話の語尾をぼかしたり曖昧にすると、話し手に自信がない様に聞こえるので、できるだけ使わないようにしましょう。
③自信と情熱
あなたが人に話をする時は自信を持って話しましょう。
本書では自信を持つ方法として、姿勢を正すことを推奨しています。
また、両腕を斜め上に高く上げる事で自信が湧いてくるので、大勢の前で話す前にはこのポーズを取ってみるといいでしょう。
そして、最終的に聞き手を感情を動かすのは話し手の情熱です。
聞き手の感情が揺さぶられる様な熱気ある話し方を意識しましょう。
5.まとめ〜感情を揺さぶる話し方〜
書籍『世界最高の話し方』の内容は理解する事ができましたでしょうか?(→Amazonリンクはこちらから)
本書の中で、特に抑えておくべきが聞き手の感情を動かすことです。
本稿の中でも終始、感情を如何に動かすかに関連する話を取り上げていました。
論理的な話や話の技術も全ては聞き手の感情を動かす為の手段なのです。
冒頭でも紹介しましたが、聞き手は話の内容をほとんど忘れてしまいますが、話を聞いていた時の感情だけは忘れません。
だからこそ、話に物語や声に緩急を付ける必要があります。
もちろん情熱も大切ですが、聞き手を置いていかない様に共感していくことも忘れない様にしましょう。
この話し方をマスターすれば、きっとあなたは世界最高の話し方を身につける事ができるでしょう。
ではまた。
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