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全ての悩みは「聞く」ことで解決する?徹底的に聞く技術「アクティブリスニング」とは

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全ての悩みを解決する方法とは何か?

こんにちは、はまじんがーです!

あなたには、こんな悩みはありませんか?

・仕事がうまくいかない、思い通りに進まない
・上司や先輩とうまくコミュニケーションがとれない
・家庭では口喧嘩ばかりしてしまう

人はみな、何かしら悩みを抱えながら生きているものです。
むしろ、悩みが全くない方の方が少ないと思います。

では、そういった悩みを全て解決する方法があるとしたらどうでしょう?
それが本記事のテーマです。

もちろん全ての悩みが即座に一瞬で解決すると言った魔法ではありません。
でも、本記事で紹介することをちゃんと実践できれば、少なくとも悩みの半分は消えます。
継続的に実践すれば7割以上は解決するにつながるかもしれません。

その方法を紹介する前に、まずそもそも悩みはなぜ生じるのか?
という話からしていきましょう。

全ての悩みは「対人関係」である

「全ての悩みは対人関係から生じる」

勉強熱心な方であれば、一度は聞いたことがあるかもしれませんね。
ベストセラー書籍『嫌われる勇気』で扱うアドラー心理学の土台となっている考え方です。

全ての悩みは対人関係。
仕事の悩みも、プライベートの悩みも、人生の悩みも、全ては対人関係によるもの。
他者を意識するからこそ、わたしたちは悩んでしまうのです。

たとえば仕事がうまくいかなくて悩むのは、

・周りからできないやつと思われてしまうのではないか?
・迷惑をかけて信頼を失ってしまうのではないか?

こういったことに対する恐れが大きな要因として考えられるでしょう。

ということは、悩みを根本的に解決するには、対人関係にアプローチすれば良いのです。
対人関係を良好にすることができれば、悩みはほぼ解決できるというわけです。

では、対人関係をよくするにはどうすればいいのでしょうか?

「聞く」ことで全ての悩みは解決される

聞く

対人関係を良くする方法とは何か?
それは相手の話を「聞く」ことです。

「え、聞くことなんてできてるよ!」
と思った方、一度よく考えてみてください。

本当に「聞く」ことができていますか?

「徹底的に」聞けていますか?
「100%」聞けていると自信を持って言えますか?
相手がどんな想いや意図で、どんな背景や価値観で言葉を発しているのか理解できていますか?

たとえば、以下に当てはまるものがないか確認してみてください。

・相手の話をさえぎってしまうことがある
・こちらから言いたいことがあって、相手の話を聞く心の余裕がない
・相手を下に見ていることがある
・嫌な相手の話が全く入ってこない
・聞きたいことがあるのに、遠慮して聞けないことがある

上記に1つでも当てはまるなら、あなたはまだ「聞く」ことができていません
逆に言えば、「聞く」ことさえできれば悩みの大半は解決されます。

では、具体的にどうすれば「聞く」ことができるのか?

参考にしたのは赤羽雄二さんの著書『自己満足ではない「徹底的に聞く」技術』
この本で紹介されている「アクティブリスニング」と呼ばれる技術について、ここから解説します。

難しいことではありません。
3つのポイントを抑えてコミュニケーションをとるだけです。
その3つのポイントを、1つずつ解説していきます。

では、1つ目から見ていきましょう。

アクティブリスニングのポイント①:ひたすら聞く

聞く

まずは、「ひたすら聞く」ことです。
表現を変えるなら、相手の話を全身全霊で聞くこと。

うわの空で聞いたり、余計なことを考えたりすることなく、
とにかく一言一句相手の話をそのまま受け止め、言葉そのものの理解に務めるのです。

余計なことを考えていたり、うわの空になっていたりするのは、相手に伝わるものです。
そうなると、「こいつには何を言ってもダメだ」と思われ、当然信頼はしてもらえなくなります。

・何を考えていて、何を話してくれているのか
・何を伝えようとしてくれているのか
・どんな想いでその言葉を発しているのか
・あえて説明を避けていることはあるのか

こういったことを話を聞きながら、必死に考え続けます。
背景知識、人生経験、言葉への感度と理解力、深い洞察力、考察力などを総動員して徹底的に考えます

可能な場合は、メモを取りながら聞くのも良いでしょう。
注意点は、キーワードや要点だけを書き留めるのではなく、相手の発言内容をそのまま書き留めることです。
なぜかというと、微妙なニュアンスやメッセージなども含めて全て理解するためです。

書くスピードが追いつかないのではと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、慣れの問題です。
練習は必要ですが、一度できるようになれば一生役に立ちますので、ぜひチャレンジしてみてください。

アクティブリスニングのポイント②:相づちを打つ

相づち

続いては、相づちです。
経験のある方も多いと思いますが、聞く側が無反応だと、話す側はすごく話しづらいです。

特に最近はオンライン会議が増え、

・遠隔だと相手の反応が読み取りづらい
・ビデオをオフにしているため反応がわからない
・声による相づちもないので聞いてくれているのかすらわからない

という経験をされた方も多いのではないでしょうか。

独り言を言っているような気持ちになり、とても話しづらいという体験談も多いです。
これは、コミュニケーションにおいて相づちがいかに重要かを物語っています。

相づちは、できていると思っている人ほどできていないものです。
みなさんもぜひ一度、ちゃんと相づちを打てているか振り返ってみてください。

これは別に、わざとらしく大げさに反応しろというわけではありません
むしろそういうのは気持ち悪がられて、相手からも嫌がられます。

(私も以前、異常なほど聴衆のリアクションが大きい自己啓発セミナーに足を運んだことがありますが、
気持ち悪すぎてドン引きしました。笑)

「さすがですね!」や「素晴らしいですね」と言うときも、自然な感じで言えばよいのです。
心の底からそう思って発した言葉であれば、その気持ちはちゃんと伝わります
不自然に思われることもありません。

むしろ大げさにやる悪い癖がつくと、心がこもっていないことを見抜かれるので注意が必要です。
あくまで自然な相づちを心がけましょう。

アクティブリスニングのポイント③:質問する

質問

3つ目は「質問」することです。
遠慮してしまい、聞くべきことを聞けない人がいらっしゃいますが、それは「聞く」姿勢ではありません。

本当に相手のことを理解したいなら、気になったことは質問するはずですよね。

ただ、何でも闇雲に質問すればいいというわけではありません。
ここでは、質問する際の3つの注意点を紹介します。

注意点1:適切な疑問を持つこと

「適切な」というのは、質問された相手に「そんなこと聞くなよ」って思われないような質問、という意味です。
相手について知らなすぎたり、社会常識がなさすぎたりすると、相手を不快にさせる質問をすることになりかねません。

(たとえば映画監督の宮崎駿さんに向かって「何をやっている人ですか?」と聞く人はいませんよね)

なので、可能な限り調べられることは調べ尽くすという姿勢が大事です。
有名人に取材やインタビューをするのであれば、その人に関することは調べ尽くしてから望む。
本を出版しているなら全部読む。

それくらいやってはじめて、「本気」が相手に伝わり、良い関係を築くことにつながります。

注意点2:躊躇なく質問すること

聞くべきだと思ったこと、相手を深く理解するために必要な質問だと思ったことは、遠慮なく聞きましょう。

ただ1点、注意するべきことがあります。
それは、話の腰を折らないことです。

質問のタイミングを誤ったばかりに、話が盛り上がったところで逆に盛り下げてしまったりすることがあるので、
注意が必要です。
そこは話の展開や雰囲気を感じ取りながらその場に応じて判断することが必要です。

ただ、変に遠慮して質問をためらってしまっては元も子もありません。
失敗しても挽回はできますから、まずは何より質問するという姿勢が大事です。

注意点3:的確な質問をすること

言い換えるなら、「良い質問ですね!」と思われるような質問です。

たとえば、やや難解なテーマの話で、多くの人が浅い質問ばかりになりがちなところで
一歩踏み込んだ質問ができたりすれば、

「よくぞそこまで聞いてくれました!」
「この人は話のわかる人だ」
「もっと話したい!」

と思われ、より一層会話が弾み、相手との信頼感も高まります。

これができるようになるには、事前の準備と、話の流れを的確に捉えて適切なタイミングで質問することが重要です。
ここまでできればより一層会話が弾み、良い関係を築ける可能性もグッと高まりますので、
ぜひこのレベルを目指してみてください。

「本気」で相手のことを理解しようとしているか?

理解

ここまでアクティブリスニングのポイントを3つ紹介してきました。
最後に、大事なのは技術やノウハウではないということをお伝えします。

今回参考にした書籍『自己満足ではない「徹底的に聞く」技術』の中で、著者の赤羽さんは

相手に強い関心を持ち、本気で何かを聞きたい、聞き出したいと思えば、また貴重な機会だと思えば、
「自分がしゃべるよりも相手の話を聞きたい」となるはずです。

と仰っています。

つまり、どれだけ本気で相手の話を聞きたい、相手を理解したいと思っているか?
それが全てだということです。

また、

1人の人が何を考えてどう行動しているのか、どういう価値観、判断基準で動いているかを考え、
理解しようとしてみると関心を持てるようになります。

とも仰っています。

これはある意味、自分の価値観や判断軸で評価せず、どれだけ相手に関心を持ち、それを受け入れられるか
ということにも関わってくると思います。

価値観の多様化する現代社会です。
一昔前にはなかったような価値観や考え方が世の中に広まるようになりました。
同じ価値観を持つ者同士で集まって「クラスター」と呼ばれる集団を形成するといった動きも見られています。

しかし、それは決して同じ価値観を持つ人とだけ関わって生きていれば良い、自分の価値観に閉じこもって良い、
ということではないと、私は思っています。

価値観が多様化するからこそ、いろんな価値観を受け入れて、違う価値観を持つ者同士がお互いに認めあって
良い関係を築いていくことが重要、というのが私の考えです。

それが、多くの人の悩みを解消し、幸せに生きることに必要なことだと思うからです。
冒頭でも言ったように、「全ての悩みは対人関係から生じる」のですから。

また、この言葉の背後には「全ての喜びもまた、対人関係の喜びである」という幸福の定義が隠れています。

あなた自身の悩みを解消し、幸せな人生を歩むためにもぜひこの記事で紹介した「アクティブリスニング」を実践してみてくださいね。

より詳細に学びたい方は、参考にした書籍『自己満足ではない「徹底的に聞く」技術』も読んでみてください。

それでは、今回の記事は以上です。
お読み頂き、ありがとうございました!

はまじんがー

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業界最大手大規模システムのアーキテクトに携わっています。趣味は読書、映画、野球観戦、広島育ちのカープファン。好きな音楽はAcid Black Cherry、...

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